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アイビー 育て方

アイビー

アイビーはずっと育てたいと思っていました。
でもお店で見るアイビーは元気がなかったり葉の色がイマイチなものが多く、いざ手に取ってみても食指が伸びず…。
そんな中、ハリがあって色艶もよくて枝も太くて元気よく上を向いているこの株を発見。
あんまり見たことない品種だけど、『へデラ ヘリックス』と札に書いてあるんだからアイビーなんでしょう。と思って買ってきたのが5ヶ月前のこと。

私はアイビーというものは垂れるものと思っていたけれど、実は「垂下型」「直立型」「半直立型」に分かれるんですって。
日本では垂下型が圧倒的にメジャーらしく、垂下型しかないと思っていたのもむべなるかな。
ちなみに直立型は日本の気候に合っていて、病気にかかりにくく、枝がゆっくり成長するんだそう。(ただし流通量が少ない)

そしてこれは、「枝が短い内は上に向かって伸びる」「長くなるに従い横に広がる」ので半直立型(セミアップライト型)のようです。
ヘデラは品種が多すぎてこれがどの品種か特定は出来ないのですが、「セミアップライト型」で「葉型はカール型」ってところから『イヴァレイス(アイパレイス)』系統だと思われます。
その中でも「スタットガルド」は色がかなり濃い緑だっていうからそれかも?

アイビーを吊り鉢仕立てにするつもりだったので垂下型でなかったのはちょっと残念でしたけど、育て始めたら滅茶苦茶気に入りました。
なんといっても佇まいが絵になる。
広がるので置き場には困りますが、単体で置いても寄せ植えに入れても良い感じ。
暖かくなったら植え替えたり挿し木にして増やそうと思っています。

旦那は買ってきた当初は「なにこのしょぼいの」とか失礼なことを言ってましたが、成長するに従い「かわいい」連呼。
葉影も綺麗だし、成長も早すぎず遅すぎず適度に育成を楽しめて結構おすすめ。
ただ、古い葉はツヤがなくなってしまうのがちょっと難かなぁ。


【育て方】
〈日当たり〉
斑入りではないので、そこまで日当たりは欲しません。
時々日に当ててあげます。
夏の直射日光はNG、葉焼けします。

〈耐寒耐暑性〉
アイビーは耐寒性はあるみたいですが、ずっと室内置きなのでよくわかりません。
冬の間も新芽がどんどん出ています。

〈水やり〉
乾燥気味が好きな模様。
水分不足になると葉がぐったりしますが、水揚げすれば元に戻ります。
マンションは乾燥しているので、冬の間は霧吹きで葉水を与えて対処。

〈用土〉
土の周辺から葉が出て密集しますし、セミアップライト型とはいえ枝が伸びると這い性と似た状態になりますので、湿り気の多い土はNGです。
土は少なめでも大丈夫。

〈剪定〉
横に広がった枝が伸びて床に垂れるようになったら剪定(年に一回ほど)。

〈増やし方〉
株分けは非推奨、挿し芽で増やす。

節の裏側から根を出す。
4月から9月くらいが適時。
茎を切って水に挿しておくだけで根が出るので、根が増えてから用土に植え付ける。