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【矢車菊】種とったどー!

写真は5月末のものですが、矢車菊がそろそろ終わりの時期に差し掛かっています。

今は写真よりもっとみすぼらしいですww
でもまだ花がちょいちょい咲いているので撤去出来ない。

リビングから見えないところに鉢を移動させ、咲いた花だけ摘んでは瓶に挿しています。

矢車菊は切り花に向いている品種とそうではない(矮性の)品種があって、これは向いている品種なのですが、時期が暖かかくなるに従って花のつく茎が短くなるので、5月に入ってからは花瓶に挿すのが難しくなってきました。


 5月末にはせいぜい上の写真程度の茎の長さしか確保出来ず、思い切って下の写真のように茎をカットして花を水に浮かべたり。

なんだかんだ丸二ヶ月は切り花で家を飾ることができました。

洗面所は鏡効果で二倍華やかになるのでお気に入りスポットw

6月に入ると花付きも花もちも悪くなってきて、切り花ももう限界かなぁ。

ちなみに、矢車菊を食べるのには早々に飽きました。
味がないんですもん。人が来た時のメニューの彩りに加えるくらい。



晩冬から種が出来ないかなーといくつか花を放置していたのですが、受粉させなかったせいでしょう、開花して4ヶ月経つというのに全然出来ず。

ところが種のことは完全に忘れていたところ、ある日土の上に発見!

これは紛れもなく矢車菊の種!
土の上や鉢の周りをよーく観察してみると、ちょいちょい落ちています。

枯れた花を刈り取って種を採取しようとしたのですが、中を見てみても全然種が育っていない。
でも種っぽいものはあるから、放置すれば種も大きくなるのかな?

そうと思えば、刈り取った翌日には種がまた転がってる…。
どこからこぼれたというのだ。

元の種の発芽率が悪かったので採取出来た種にも期待はしていませんが、秋に蒔こうと思います。

矢車菊は丈夫で育てやすく初心者にはいい花でありました。
発芽率こそ悪かったけれど(タダで配布している種なので仕方ない)発芽したものはほぼ全部成長したし、推奨環境の倍くらい密集させても平気だったし、虫もつかなかった。

咲き姿が美しい花ではないので(支柱が必要だし、葉っぱと茎が多いし…)鉢植えよりも庭植えの方が素朴な野草の良さが映えるとは思うのですが、切り花にしちゃえば関係ないですしね。

いつか種を買う時は、青の矢車菊を育てるんだ!

矢車菊の切り花


寒い時期は鉢植えのままでも花持ちが良かった矢車菊。
ですが、暖かくなると加速度的に枯れるのが早くなりますね。

矢車菊は咲きかけ→開花→枯れるまでの間に色も表情も変わっていきます。
こんもりした花がどんどん開いていって、それにつれて退色していく感じ。
ピンクも赤も、咲き始めは色鮮やかです。
画像だと、白が花開き始め、赤が開いている最中、ピンクは花開いた直後、という状態。赤は退色が始まったころで、ピンクはそれなりに退色してます。退色がいいんですわー。


先週の暖かい気候だと、咲きはじめてから咲き終わるまでがせいぜい2日、早と1日で花が終わってしまうものも…ということで、切り花にすることにしました。
放っとくと鉢が枯れた花ばかりになっちゃうし(というかもうなってる) 花びらが飛んで掃除が面倒になるので、もっと早くに切っておけばよかった。種が出来るのを楽しみにしてたけど、今のところそんな気配はない。


矢車菊の切り花はいいですよー。
一週間くらいは平気で持ちます。
ちょっと見栄えが悪くなってきたかな?と思ったら花びらをむしって食用に使っちゃいます。
矢車菊はエディブルフラワーなんだそうで…でも味は可もなく不可もなく香りもなく、モソモソする謎の花びらって感じです。(身も蓋も無い)
完全な彩り要員ですね。おっしゃれーな感じになりますw

矢車菊の花芽は葉っぱのすぐ上から生えるので、切り取るのは一節から二節にしてます。
花が減ると他に栄養が回るみたいで、花芽がバンバン増えます。(でも花は小さいのばっかり)
花を摘むのに忙しいくらい沢山摘めるので、家のあちこちに飾れます。



一つはキッチン背面の無印の飾り棚の上が定位置に。

ヘデラも枝が伸びすぎていたのでカットしました。
半直立性の品種だから生けにくいのなんのって。
暖かかったおかげか、一週間ほどして根っこが生えてきました。
生けているのはダイソーのひゃくえん白ワインw料理用に使ってます。

矢車菊を生けているのは、学生時代に小樽の北一硝子で買った水差し。
写真じゃよく見えないけれど、桜の透し模様が入っています。
学生だったからお金に余裕がなく、厳選して兄弟への就職祝いと自分用のおちょこ一つとこの水差しを買ったのだけれど、厳選した結果がなぜ水差しだったのかは不明…。
ここだけの話、買ってからオブジェ以外の働きをしたのは初めてだったりする。笑

矢車菊 育て方

初秋に矢車菊の種を頂いた。

10月の初旬に種をまいたらスクスク育ち、今花盛りを迎えています。
背丈は1メートルを越えたあたり。
枯れてる花もあるけど、種を採取してみたいなぁと放置しているのです。笑

やり方をマズって色々やらかした気がするけど、かわいい花がわっさわっさ咲いてくれて嬉しい。
丈夫な花なんだなぁ。ポイントさえ押さえれば誰でも育てられそう。

ちなみに、これは八重咲きの背丈が高い品種で白、ピンク、赤のミックスだったみたい。矢車菊といえば!の青がなかったので、次は青の矢車菊を育てたいなぁ。


上に向かってグングン伸びる様子がかわいい。
花はテッペンに咲くので、茎や葉は寂しい感じというか、雑草っぽいというか。
咲くまではかなり地味です。笑
でも、だから蕾がついたときの喜びもひとしお。


〈種まき〉
9〜10月に種まき。温暖な地域なら10月末でも問題ないかも。
深めの豆腐のパックに土を入れ、土の上に種をパラパラ撒き、さらにうすーく土を被せてからぬるま湯を注ぐ。
種が悪いのかやり方が悪いのか、発芽率は三割ほどだった。

〈用土〉
排水しやすいように川砂を混ぜる。肥料は不要。
種まきして芽が出てから移植する場合、本葉が8枚くらいになってから…と読んだが、種まきした土が浅かった(手元の土が少なかった…)ため、双葉状態で移植。
それでも全く問題ない。強い花なんだなぁ。

茎が混み合うと風通しが悪くなるため、20センチ感覚で植え付けるそうだが、ケチな性分で発芽したものを全部植えたら10センチも間隔が開いていなかった。
場所の風通しが良かったのか日当りが良かったのか土の水はけが良かったのか、多分どれも良かったのだと思うけれど特に問題なし。

〈水やり〉
多湿を嫌うので、水やりは土が乾いてから。かといって水切れにも弱いらしい。
土に日が当たる状態(かつ、排水のよい土)なら、表面が白く乾いてからたっぷり水やりすればok。

〈日当り〉
日当りは好む。日照時間は4時間ほどでも問題なかった。
風通しも必須。でも風が強いところには不向き。

〈耐寒耐暑性〉
寒さには強い。冬でも外置きで大丈夫。(むしろ寒さに当てないとダメ)
春に開花し、初夏には枯れる。

〈その他〉
背が高くなるにつれ風に煽られ、茎がねじくれる。なるべく早い内に支柱を立てた方がいい。
結構簡単に茎が折れる。支柱に固定するときには優しく扱う。
食べられるらしい。アールグレイの茶葉に入っている青い花びらは矢車菊なんだとか!


初めの一輪が花開いたのは1月の後半でした。
花期は3〜4月というから、ちょっと早め。
2月の半ばには結構咲いていたから、思っていたより花持ちもいいみたい。

画像の赤い花は大分退色しているけど、咲き始めは綺麗な色をしています。退色した色も嫌いじゃないです。咲き終わりまで一番見れる色をしているのは赤かな。
思いの外気に入ったのはピンク。画像じゃ分かりにくいのですが、花の付け根が紫色でとっても綺麗。
白い花は好きなのですが、こと矢車菊に関しては白は面白くないかなぁ。寒い時期に咲くから色味も欲しい。


日照がある程度得られて、風の強くない場所で、乾燥気味に育てられるなら失敗しにくいと思います。
個人的に気に入ったので今年の秋は青い種を探してみるつもり。

カメラの写真データを移動出来るようになったら細かい生育記録書きますね。