石和温泉に行こう3 勝沼ぶどうの丘 この日は石和の桃まつりとか釈迦堂跡の桃畑とかを見に行こうと思っていたのですが、そんな元気はなかった…。天気も良くなかったですし。 でも晩と朝の温泉のおかげで筋肉痛はすっかりなくなりました! 新しくなったばかりの石和温泉駅は木のにおいが香っていました。 石和温泉駅ははじめて行ったけど、結構栄えてるんですね。足湯もお土産屋さんもあって時間潰しに困らない。勝沼ぶどう郷駅は閑散としていたので、お土産を石和で買っておくかどうか悩みましたが、ぶどうの丘にショップがあったはずなのでここでは買わず。 再び勝沼ぶどう郷駅で下車、まずは帰りの電車の時刻表をチェック。 一時間に1、2本しか上りが出ていない上、周囲に暇を潰せるところはないし、 大月までと高尾までと立川までじゃ乗り継ぎの便利さが違いますからね。 あと構内のお土産の売店もチェック。 狙いの桔梗屋の信玄餅はなかったので、ぶどうの丘で買うことに。 ぶどうの丘までトコトコ歩く。 だんだん天気は持ち直してきた。 展望レストランで昼食。 コースCのハンバーグステーキにしたけど、ハンバーグの下に敷いてあるマッシュポテトがインスタントのポテトパウダーの味でちょっとがっかりした。 展望台込みの値段よね、と納得はしたけど。 食後、地下のワインカーブで試飲。 ショップで1人1100円の容器(タートヴァン:写真)を購入すれば1日使えるらしい。 タートヴァンは持ち帰れます。重ねるのにもいいのでナッツ入れたり醤油受けに使おうかなー。 ワインは約200銘柄、半年に一回入れ替えているとか。このときは2013年モノが多かったです。 ワインと地下室のにおいにテンションあがるわぁ。 中は結構混み合っているので、隙間を縫うように各樽テーブルを回ります。 はじめは旦那とコメントしあいながら飲んでいたけど、途中から好き好きにテイスティング開始。 旦那は気になったボトルを飲んでみたい派で私は端から飲んでいきたい派なので。 やっぱり山梨ワインは白がいいです。 赤ワインはフルボディが好きなのでフルボディは一通り飲んだけど、うーん値段も味もチリワインに完敗…。 白は辛口が好きなので、辛口は全部テイスティングしました。 といっても一口含むだけだから大した量は飲んでない。と思う。 私が好きだなーと思ったのは4本あって、それを旦那と一緒にじっくり飲み比べ。 (旦那は飲みすぎて味の判断が出来なくなっていたからだw) 最終的に選んだのはダイヤモンド酒造のシャンテTHE KOSHU。 国内の品評会で銀賞を取ったワイン(フジッコワイナリーだったかな)と悩みました。香りはフジッコの方がいいような気がしたけど、後味はこちらが好みでした。 飲みやすくて後口もすっきり。清涼感あります。 たくさん飲んだので飲みやすいワインに行き着くのは自然な気がする。笑 ちなみに品評会の受賞ワインはこの時は三本置いてあって、銀が一本と銅が二本ありました。 (シールが札に貼られているのでわかりやすい) 少し飲み足りなかったけれど、電車の時間がいい感じに迫っていたので切り上げ。 ほろ酔いでも30分前に試飲を切り上げれば余裕で間に合います。 ワインと信玄餅を買って帰宅ー。 帰宅してデイゲーム見て、布団に倒れたら朝になってました。 まだ温泉効果を感じたー。 温泉とワイン、いいところだなぁ山梨。
石和温泉に行こう2 深雪旅館 泊まった旅館は深雪旅館。 予約した旦那は温泉主体で選んだんだとか。 いやほんと、泉質がすんごく良かった。 私の人生…と言っても10箇所ほどしか温泉に入っていませんが、一番いい。 疲れてたから余計に良く感じたんだろうとかそんな推測が一切入る余地がないくらい良かった。 日帰り入浴でも入る価値アリです。(90分しか入れないみたいだけど) あれだけ歩いて夜は敷き布団でも夜と朝の入浴で筋肉痛が消えたし、なにより湯冷めのしにくさが尋常じゃない。 私は割と冷え性気味だし、天気は雨で気温も晩冬から初春並みなのに、石和から帰宅して布団に入ってからもポッカポカしてます。表面が冷えても芯までは冷え切っていない感じ。 冷え性さん歓喜じゃないかしら。 湯船は日替わりで男女が入れ替わるんだそうで、当日は女風呂が柿の湯。 ご一緒したおばさま(常連さんらしい)によると、浴槽はこっちが広いから良かったわねとのこと。 温泉がこんこんと湧き続けていて、湯船から洗い場に流れ出続けているから足元が暖かいし、床が常に流されている状態で快適。(ももの湯は違うかも) 露天はぬるめ、内風呂は熱めです。普段温泉施設に行っては3時間は滞在しているけど、正直3時間じゃ物足りないくらいずっと浸かっていたい気分。 アルカリ性泉質なのでお肌もツルツル、しかもシャワーも温泉なので洗い流されないんですよ!配管大丈夫なのそれ?いや嬉しいけど! 男女入れ替えの時間(18時半〜)を除き24時間入れるのも嬉しい。 チェックインを入れ替え前にすれば両方のお湯に入れるとのこと。 貸切風呂もあるみたいです。 建物は古いんだろうけど綺麗にしてるし、部屋は10畳で広めだし、接客も良かったし、あー良かった。また入りたいなー。 その他覚書 シャワーがアルカリ性泉質の温泉なので、髪の毛ゴワつきます。 洗い流さない弱酸性のトリートメントを用意するといいんじゃないかなぁ。 次に泊まる時は試してみよう。 (部屋にシャワーはついていないので、髪だけ洗い流すことがしにくい) チェックインが遅かったから朝食の申し込みが出来なかったけど、朝食は地元の納豆が何種類か出るんだとか! エレベーターがないので、足元が不安な人は歩きやすい室内履きを用意するといいかも。 比較的狭い部屋(十畳)だと三階になります。多分。 外観の写真はなかったけど、室内からは撮った。 ☆ (カメラとの接続機器が直ったらUPします) 桜の季節は綺麗そうだなー。 この通りは案外車通り多いので注意です。
石和温泉に行こう1 勝沼から石和までの迷走 先週末、山梨へ旅行に行ってきました。 写真を全部カメラで撮ったので、写真のUPは接続機器が直ってから…。 ひとまず記事を先に。☆のところに写真を貼る予定。 まず勝沼ぶどう郷駅で下車。 天気は曇りだったけど、すごい眺め。 高台(というかもはや山の裾野の斜面)なので甲府盆地一望! この日はここから石和まで歩く予定。 直線距離で10キロほどだから余裕余裕の計画(のはずだった)。 目の前に見えるぶどうの丘に寄り道。 駅舎右手の甚六桜公園の桜は散り気味でしたがいい風情です。(帰りは電車の車窓から見たけど素敵だったー) ☆ 満開時はさぞ圧巻だろうな。 ぶどうの丘までは登ったり下ったりの丘陵地。 30分あれば余裕で着きますが、結構急坂。 ここからの桃の眺めが市のHPでオススメされていたけど、一面の桃畑を期待していると肩透かしをくらうかも…。でも開放感のある眺めは気持ちいいです。 ☆ ワインカーブでワインの試飲(1100円で飲み放題)も出来るのですが、今日は歩くのでお預け。 駅に戻って、今度は左手から大日影トンネルへ。 ☆ 歩いて30分ほどかかります。中は綺麗だし雰囲気がいい。 ワインカーブ側の出口から石和に向かいます。 ☆ ワインカーブ側は山と沢。駅側の景色とはまるで違って別世界。 ☆ 甲州市は観光の道標にフットパスの標識を設置してくれているので、ほとんど迷うことはないです。 途中色々寄り道。 勝沼堰堤は予想の10倍くらい大きくて迫力があった。水も綺麗で透き通っていて素敵。もっと近づけるところがあればいいのになー。 ☆ 桜が満開でつい足を踏み入れてしまったのは五所大神社。 ☆ 甲州高尾山の入り口なのかな? ほんの入口のところしか散策してないけど、なかなか急で息が切れるw 脇道から隣の大善寺に行けそうな感じだったのでそちらから下山。 大善寺はほんの冷やかしのつもりだったけど、とっても良かった。 ご本尊の薬師如来像は5年に一度しか開帳しないんだそうで見られなかったけど、本堂は立派(関東周辺で一番古いんだそう)で見る甲斐があります。 ☆ 山門から本堂の途中に楽堂があって、そこを休憩所として開放してくれているんですが、ここがとっても良かった。 眺めはいいし、座るものを用意してくれてあって癒されたー。 ☆ 時間の関係で残念ながら庭園は見ることが出来なかったんですが、良かったなぁここ。 アジサイや藤がこれから見頃を迎えるみたい。 祝橋も立ち寄りましたが、ちょっと残念。橋上は全然楽しくないです。 となりの新祝橋から眺めるほうがいいんじゃないかなぁ。 ここから雨が降り始める。 寄りたい場所もいくつかあったけど諦めて、途中シャトレーゼで休憩(中で休憩出来る店舗)し糖分補給。この時点で歩行距離約8キロ。 山梨市に入ったあたりで甲州街道に出ようと脇道に入ったら桃畑に迷いこみ、一時間ほど彷徨った…。気づいたら甲州市に逆戻り。 ☆ 綺麗だったけどね…。RPGの無限回廊を体験した気分です。 一時間で地元の人を見つけられたのは幸いでした。 この後またも道を違えて袋小路に入り込んで数キロ無駄に歩き 石和のイオンまであと5キロの看板に嘆き 桃の花祭りの笈の字焼きが大きく見えてテンション上がるも写真に収める元気はなく 駅前公園の文字にぬか喜びし(駅まで2キロはあったぞ) 旅館のマップ(HPを印刷してきたもの)のわかりにくさに頭を抱え なんとかついたよ温泉宿! 午前11時に勝沼ぶどう郷駅を出発、途中のシャトレーゼを出発した時点で午後4時半、温泉宿についたのは午後8時半。 総歩行距離は23キロ…。寄り道もしたけど予定の倍以上歩いてるんですけどw 駅〜ぶどうの丘〜大善寺まではアップダウンが激しいので余計に疲れたー。