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矢車菊 育て方

初秋に矢車菊の種を頂いた。

10月の初旬に種をまいたらスクスク育ち、今花盛りを迎えています。
背丈は1メートルを越えたあたり。
枯れてる花もあるけど、種を採取してみたいなぁと放置しているのです。笑

やり方をマズって色々やらかした気がするけど、かわいい花がわっさわっさ咲いてくれて嬉しい。
丈夫な花なんだなぁ。ポイントさえ押さえれば誰でも育てられそう。

ちなみに、これは八重咲きの背丈が高い品種で白、ピンク、赤のミックスだったみたい。矢車菊といえば!の青がなかったので、次は青の矢車菊を育てたいなぁ。


上に向かってグングン伸びる様子がかわいい。
花はテッペンに咲くので、茎や葉は寂しい感じというか、雑草っぽいというか。
咲くまではかなり地味です。笑
でも、だから蕾がついたときの喜びもひとしお。


〈種まき〉
9〜10月に種まき。温暖な地域なら10月末でも問題ないかも。
深めの豆腐のパックに土を入れ、土の上に種をパラパラ撒き、さらにうすーく土を被せてからぬるま湯を注ぐ。
種が悪いのかやり方が悪いのか、発芽率は三割ほどだった。

〈用土〉
排水しやすいように川砂を混ぜる。肥料は不要。
種まきして芽が出てから移植する場合、本葉が8枚くらいになってから…と読んだが、種まきした土が浅かった(手元の土が少なかった…)ため、双葉状態で移植。
それでも全く問題ない。強い花なんだなぁ。

茎が混み合うと風通しが悪くなるため、20センチ感覚で植え付けるそうだが、ケチな性分で発芽したものを全部植えたら10センチも間隔が開いていなかった。
場所の風通しが良かったのか日当りが良かったのか土の水はけが良かったのか、多分どれも良かったのだと思うけれど特に問題なし。

〈水やり〉
多湿を嫌うので、水やりは土が乾いてから。かといって水切れにも弱いらしい。
土に日が当たる状態(かつ、排水のよい土)なら、表面が白く乾いてからたっぷり水やりすればok。

〈日当り〉
日当りは好む。日照時間は4時間ほどでも問題なかった。
風通しも必須。でも風が強いところには不向き。

〈耐寒耐暑性〉
寒さには強い。冬でも外置きで大丈夫。(むしろ寒さに当てないとダメ)
春に開花し、初夏には枯れる。

〈その他〉
背が高くなるにつれ風に煽られ、茎がねじくれる。なるべく早い内に支柱を立てた方がいい。
結構簡単に茎が折れる。支柱に固定するときには優しく扱う。
食べられるらしい。アールグレイの茶葉に入っている青い花びらは矢車菊なんだとか!


初めの一輪が花開いたのは1月の後半でした。
花期は3〜4月というから、ちょっと早め。
2月の半ばには結構咲いていたから、思っていたより花持ちもいいみたい。

画像の赤い花は大分退色しているけど、咲き始めは綺麗な色をしています。退色した色も嫌いじゃないです。咲き終わりまで一番見れる色をしているのは赤かな。
思いの外気に入ったのはピンク。画像じゃ分かりにくいのですが、花の付け根が紫色でとっても綺麗。
白い花は好きなのですが、こと矢車菊に関しては白は面白くないかなぁ。寒い時期に咲くから色味も欲しい。


日照がある程度得られて、風の強くない場所で、乾燥気味に育てられるなら失敗しにくいと思います。
個人的に気に入ったので今年の秋は青い種を探してみるつもり。

カメラの写真データを移動出来るようになったら細かい生育記録書きますね。