石鹸シャンプーに挑戦その2 石鹸シャンプーの結果を書く前に、それまでのヘアケアについて。 ノンシリコンシャンプーを数年来使っています。 ここ1〜2年は、ディアテックとかMarks&Webとか使っていました。 コンディショナーはサプリケアイズムコントロールとかMarks&Webとか。(サプリケア…はノンシリコンではないです) アウトバストリートメントは椿油。 ノンシリコンシャンプーを長年使っていたのは、髪にいいかどうかは経年で見ないとわからないから。 正直すごくイイとは思わないし、価格の安いノンシリコンはシリコンインの安いシャンプーより圧倒的に劣ると思う。 ただ、シリコンインのアウトバストリートメントやワックスは私の髪には全然合わない。 肌に例えるなら、汚肌なのにファンデを塗りたくり、メイクもコテコテにしておてもやんになってるような状態の髪になってしまうと思っていただければ。 そんなひどい肌ならメイクやめて肌改善に努めたほうがいいよ!って感じですね。 傷んだ髪をコーティングして誤魔化そうとしているけど誤魔化しきれない感じ。 さらに、髪が固いせいで伸ばすと首にツンツン当たるのですが、市販のワックスだともう痒くて痒くて…。 それで椿油に変えました。 椿油に変えてからは痒みはなくなったし、髪の毛の無理にコーティングされてる感が減ったし、使用も楽チン(手をいちいち洗わないでもいい)のでずっと続けています。 ずっとノンシリコンを使ってきたのが良かったのか、 石鹸シャンプーをするときに、それまでのヘアケアの残留物がどうとかでカスが出ることがあるそうですが、特に問題なく移項することが出来ました。 さて、石鹸シャンプー。 液状の「せっけんシャンプー」は泡立ちがイマイチで洗い心地も良くなかったけれど、固形石鹸での洗髪は洗浄力も泡立ちもすごいし、洗っている間は全然きしまない。 同じ石けん成分のはずなのに何が違うんだろう。ちょっとビックリ。 泡は密度が高くもっちりしているし指通りスムーズで、洗い心地は今まで使ってきたシャンプーの中で一番。(誇張でもステマでもなく) すすいだ後はさっきの洗い心地の良さはなんだったの!?ってくらいすんごくきしみますが。笑 【石鹼シャンプーのやり方】 やり方は色々試したけど、私はこれに落ち着きました。 ショートヘアなので簡単。 インバス 1. シャワーで頭皮と髪の汚れをよく流す。 2. 石鹸を手に持って直接髪にくるくるしてから泡立てる。 3. 地肌をしっかり洗う。泡が足りないなら石鹸を足す。 常にもこもこの泡がある状態を保って洗う。 4. すすぐ。きしみがすごいので、髪を傷めないよう流水でしっかり流す。 5. クエン酸リンス(レシピ調整中)で流し、粗い目の櫛でさっとすいてからシャワーで流す。 6. 時々市販のトリートメント剤をつける。 アウトバス 7. タオルでぬぐう時はこすらない。 8. 天然オイルでトリートメントし、ドライヤーで半乾きにする。 【使用感】 「洗っている感」がすごいです。 地肌汚れが気になっている人にはかなりオススメできます。 でもすすいだ後の軋みもこれまたすごい。 私は今までのシャンプーで髪のきしみには耐性があったから特に抵抗なく受け入れられたけど、合成シャンプーしか使ったことがない人だときしみに拒否反応が出てもおかしくないと思う。 荒れは特に出ませんでした。 肌が強い私だけではなく、旦那に使っても特に肌荒れナシ。 ただ、石鹸の油くささみたいなものが残ってしまう。(クエン酸リンスにエッセンシャルオイルは入れているんですが) 臭うってことはなく、頭皮の匂いを嗅ごうとしなければ感じませんし、油臭いんじゃなくて石鹸臭い感じなので人を不愉快にはさせないんじゃないかな…。時間が経っても石鹸臭く、皮脂の匂いはしません。 匂いの元は石鹼のグレードが低いせいなんだろうか。(前の記事参照) 次は同じミヨシの身体洗う用の石鹸を買ってみよ。 【仕上がり】 劇的に変わったわー!って実感はないのですが、乾かした後の髪の固さは和らいだかも? 最後にトリートメントをしないと、きしんでいる感じがする。クエン酸リンスの配合が悪いのかも。 でもトリートメントをした時の仕上がりはここ10年で一番いい感じ。 私以上に髪の仕上がりが変わったのが旦那。 旦那はどちらかというと猫っ毛で、髪質に問題はありません。 夏場の頭皮だけ少し気になるみたいです。 そんな旦那に石鹼シャンプーをやってみた。 トリートメントはせずにクエン酸リンスのみなのに、猫っ毛もしっかり立ち上がり、扱いやすい髪に。私と違ってきしみは全くナシ。 頭皮も洗われた感があって非常にスッキリし素晴らしいと意外なほど絶賛。 (うちの旦那は安かろう悪かろう、オシャレで先進的なものが好きな人なので石鹸で洗うことに懐疑的) ですが自分でやるのは良くわかんないからいいわ。とのことで、シャンプーを浴室からなくすことには成功しなかった…。ちぇっ。 【クエン酸リンスの良さ】 個人的には、石鹸シャンプーよりもクエン酸リンスの効果に感動。 Marks&Webのコンディショナーを使うと、塗っている間もすすいだ後もきしんでいる感じがしていたんです。 私の髪が傷んでいるせいかと思っていたんですが、どうもシャンプーで髪がアルカリ性に傾いていたよう。 シャンプー→クエン酸リンス→コンディショナーの順に使うと、コンディショナーが別モノになったような使用感です。 コンディショナーの使用量も少なくて済むし、コンディショナーの放置時間は不要。 クエン酸リンスは水にクエン酸とグリセリンを混ぜたものを希釈したもので、原価は超安いから、これだけで髪の調子が安くなるなんて信じられない。 この衝撃を皆さんに広めたい。 きしむシャンプーとコンディショナーには間にクエン酸リンスを! 【今後の予定】 髪が生え変わって伸びるまで1年は使うつもり(肌トラブルが起きなければ)。 今後、純石鹼を色々変えてみる。 石鹼のにおい残りはものによって少なくなるのか?が焦点。 洗顔も純石鹸で済ませてしまいたいので、もっちりした泡が立つのかもポイント。 (洗濯用ミヨシの純石鹸では洗顔用の泡としてはちょっと物足りない) クエン酸リンスの配合の調整をする。 手作り化粧水にもクエン酸入れてみる。(頭だけじゃなく体にも顔にも石鹸を使っているので、身体も弱酸性に戻した方がいいかな?と)