オリーブの植え付け 先日買ってきたオリーブ。 買ってきたあとでよくよく苗を見てみたら、なんか丸い粒?がそこかしこについている。 粒の見た目は、ダンゴムシをまるくて薄いシールにした感じ感じ。 泥はねが幹に残っただけのようにも見える。(写真撮っておけばよかった) これが噂のアナアキゾウムシの穴か?(穴に卵を植え付けて糞で蓋をするんだとか)と戦々恐々とする。ググったが、それらしき画像は見当たらず。 棒で突くとポロっと落ちたので、ピンセットで一つ一つつまんで捨てた。 大きさは1〜5ミリ程度で、その数20ほど(うわぁ)。 体液っぽいのも出るし、これ自体が虫っぽいな…この粒が多い周辺は幹も葉もテラテラしてベタついている。 この日はアナアキゾウムシで頭がいっぱいだったが、一晩経って落ち着いて考えてみたらカイガラムシな気がしてきた。 テラテラもカイガラムシの症状に当てはまる。 良かった、アナアキゾウムシは怖いけどカイガラムシはそんなに怖くないぞ。 (オリーブアナアキゾウムシって日本固有のモクセイ科植物を好む虫なんだって、だから日本はオリーブ作りはそんなに盛んじゃないのねー) カイガラムシらしきものを取り去って、傷んだ葉を取り除き、ポットからオリーブを取り出すと、ご覧のとおり根がびっちり。 このままではほぐれてくれないし、カイガラムシをしっかり取り除きたかったので、水に浸してから土も半分くらい落としつつ、根をほぐす。 ついでに細かい根はちぎって整理した。 根は健康そう。 鉢は素焼きのテラコッタ5号鉢にした。 実はテラコッタ鉢は雰囲気がナチュラルに寄りすぎだと思ってて敬遠していたのですが、ローズマリー(別件ですが)のために…と妥協してこの度いくつか買ってきました。 いざ植えてみたら、なんだうちにも似合うじゃないと手のひらクルーッ笑。 テラコッタも色味によってはそこまでナチュラルな雰囲気にはならなさそうです。 鉢に色を塗るのは考えていません。 鉢の蒸散効果に期待して素焼きを買ったのに、色を塗ったら意味がなくなっちゃう。 土の色がテラコッタではない素焼き鉢は検討しました。 波佐見焼の素焼きポットなんかすんごく素敵。でもお値段が20倍近く違う〜。それに、大きさの種類がかなり少ない。(Lサイズでも直径20㎝) 安く揃えられるのは大事。将来的な全体像も想像しやすいですしね。 そのうち他の鉢もテラコッタに移行するつもりです。 さて、植え付けの話。 鉢底石を敷いて、用土を入れます。 用土は赤玉土(小)と腐葉土6:4に川砂と油かすを加えて混ぜます。 油かすは、今後追肥にも使うことを考えて扱いやすい粒状のものにしました。 支柱を立てて、苗を支柱に寄せるのですが、根の量が多くて支柱が幹の近くに立てられないw もう少し根をほぐして支柱を挿せるスペースを作るべきでした。が、幼苗なので倒れることは少ないだろと作業続行。 土を押して固めて完成。 数日間はこまめに水やりをして、あとは乾き気味に育てていこうと思います。 花芽がすでに付いているので楽しみ。